6月28日~7月2日まで、新宿THEATER/TOPSにて、IOHという劇団の『やっとお別れ』という作品に出演した。
若年性アルツハイマーになってしまったお父さんの記憶を、家族と不動産屋が協力して取り戻そうとするが、結局お父さんは記憶をなくしてしまうというお話。
劇中でお父さんと家族がお別れするということでこういうタイトルなのだが、くしくも15年間活動を続けてきたIOHもこの公演をもって解散してしまう。
とても愛されていた劇団が解散になるということで、客席からはすすり泣く声が最後までやまなかった。
そして私事ながら、このyomone!が始まって以来、6ヵ月間ずっと舞台漬けの日々だった。半年間で6本の作品に出演させてもらい、たくさんの役者・スタッフと出会った。その出会った人たちと楽しく飲んだ話を、好き勝手に書きつらねてきたわけだが……。
実はこのタイミングで、舞台裏居酒屋しんさんも店じまいすることになった。
「小劇場」というとても小さな小さな世界。その世界を少しでも広げることができればという思いで続けてきた。演劇を観るというのは、心に、時間に、お金に余裕がある人にしかできないのかもしれない。
映画は1800円で観ることができる。レディースディとか、映画の日だったら1000円か。
でも、舞台を観に行けば3000円。高ければ10000円くらいするものもある。
だから、その敷居をまたぐっていうのは、興味がない人にとってはある意味挑戦だし、難しいことなのかもしれない。僕だって自分が演劇人でなければ、芝居なんてそんなに観に行かないと思うし……。だけど、このyomone!の舞台裏居酒屋しんさんを読んだことがきっかけになり、劇場に足を運んでくれる人が1人でも増えてくれればなって思います。
もちろん、その中には僕の出る作品が含まれていれば嬉しいですね、はい(笑)。
みなさん、次は劇場でお会いしましょう。
約半年間、ありがとうございました。
