プロフィール
渡辺慎一郎
1974年(昭和49年)2月10日生まれ。俳優。毎年全員オーディションで開催される舞台「ラフカット2003」への出演などを経て、映画、TVドラマ、商業演劇、小劇場など作品の規模を問わず、演技者として活動

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2006年5月26日 (金)
初舞台! 滝沢乃南ちゃん

Watanabe_8 「よろしくお願いします!」
 とっっっっても爽やかな笑顔で挨拶をしてくれたのは、滝沢乃南(たきざわのなみ)ちゃん。6月9日~11日まで、笹塚ファクトリーで上演される『SAKANA』(作:黒木久勝・神徳幸治/演出:神徳幸治)の稽古初日、たくましく芯の強い女性「ゆかり」を演じる彼女に、その心境を語ってもらった。では、初舞台で緊張した面持ちの乃南ちゃんへの突撃インタビューをどうぞ!
 
 凛とした女性らしさを感じさせる乃南ちゃん自身、今回演じる「ゆかり」をどう捉えているのだろうか。
「すっごく自分に似ている部分を感じるんです! 特に思ったのは、人に頼らず、自分の問題は自分で解決しようとするところ、そして自分の弱さを人には見せないところです」とのこと。
 ゆかりという役をすごく正確に捉えられてるなと思ってびっくりした! と同時に、彼女の胸の大きさに気づきびっくりした……! まぁ、それはさておき(笑)。

Watanabe_7  乃南ちゃんもやはり自分の弱さをできるだけ見せず、問題は自分で解決するようにしているらしい。とても強い子なんだな、と感じた。「自分に自信はないけど、失敗や間違いは時間が解決してくれるはず。だから自分の内に秘めている部分を信じて自分でやるんです」と言う乃南ちゃんはとても力強い表情をしていた。「でも、自分の中にない部分は人に頼ることもあるんですよ。強がってても、まわりの仲のいい女の子とかには結構バレバレなんですよね」と、女の子らしい一面も見せてくれた。カワイイっ……。
「発声の仕方とかもみんなから教わって、演出家からもいっぱい怒られて、どんどん大きくなりたい! 私、怒られて伸びるタイプなんです。だから色々アドバイスしてください!」と言ってくれた乃南ちゃん。ちょっと意外だった。グラビアの世界ってよく知らないけど、「いいねぇ~、かわいいよ~、さいこ~だよ~」とか言われる世界なんじゃないの? なのに「怒られたい」なんて! 
Watanabe_9  グラビアアイドルと共演。しかも初舞台。きっと苦労するんだろうなと思っていたけど、彼女とならいい作品を作れるんじゃないかな? と思った。そして彼女を信じようと思えたのは、初舞台の滝沢乃南のどこを見てもらいたい? と質問してみたその答え。「私をということではなく、みんなを見てもらいたい! バラバラな生き方をしてきた男女7人の誰かにお客さんは共感してくれるはず。共演者のみんなと作る作品の空気を見てもらいたい」と言ってくれた時。初舞台とは思えない発言だ! 負けてるぞ、俺。いい作品、一緒に作っていこうぜ!
 にしても、最後まであの胸に目を向けないようにするのは大変だった……本番まで3週間の稽古の間に慣れることはできるのだろうか? 気にしないようにしてても目はいっちゃうんだよなぁ~、男って生き物は……。

『SAKANA』については以下のサイトを見てください! 乃南ちゃんや僕を始めとした出演者のブログも読めますよ!
http://www.gekidan-route30.com/

2006年5月16日 (火)
40歳変態オヤジ:久保田浩さんご来店!

Watanabe_4 「お~慎一郎、ひさしぶりやな」
「久保田さん、お久しぶりです!」
 今日の居酒屋しんさんのお客さんは久保田浩さん。関西の劇団「遊気舎」の現座長。僕は2004年にG2produceの『痛くなるまで目に入れろ』で共演してから仲良くしてもらっている。そんな久保田さん、普段は関西に住んでいるのだが、5/25~31に笹塚ファクトリーという劇場で上演される『父と暮らせば』(作:井上ひさし 演出:舞香/ムカシ玩具)の稽古で、1ヵ月間東京にいるということで、稽古後に遊びに来てくれた。
 久保田さんといえば思いだすのは2年前の『痛くなるまで……』の広島公演。とある部屋で、何人かで差し入れにもらったお酒を飲んでいたら、コンコンッとドアをノックする音が……。「こんな時間に一体誰だ?」と、おそるおそるドアを開けてみると、そこには全身素っ裸の久保田さんが! 笑いを取るために、わざわざ下のフロアから全裸で階段を昇って(他のお客さんと会わないように、一応エレベータはやめたらしい)来たのだ。とまぁ、ここまではよくあるバカ話。実はその部屋にはちょっとした偉い人が飲みに来ていて、「くぼってぃー、ちょっとここに座って」とホテルの椅子に正座させられ、「脱ぐのは時と場所を選びなさい」と説教をされていた。40近い男が素っ裸で椅子に正座している姿は初めて見たよ(笑)。このタイミングの悪さは天然だね。
Watanabe_5  とにかくこの人はいろんな意味で下半身の規制が緩い。先日は稽古の帰り道、激しい尿意に襲われたらしい。一旦家に帰ってからコンビニに行くか、我慢してコンビニで買い物して急いで帰るか悩んだ末、なんとか我慢できるだろうと先にコンビニへ。レジで支払いをしている最中、今までにない新しい感覚に襲われ、気付いた時にはちょっぴりパンツが湿っていたとのこと。「コンビニでトイレ借りればよかったじゃないですか」と言ったら、「そういうの苦手なんだよ」とシャイな一面も見せてくれた。久保田さんのこういうところが大好き。かわいいでしょ、トイレを借りれず漏らしてしまう40歳。
Watanabe_6  そんな久保田さんもお酒が入るにつれて、熱く芝居について語り始めた。でも僕も酔っ払ってあまり覚えていないので、その話はまたの機会に。いっつもふざけてるけど、芝居大好きな久保田さん。今回はどんな芝居を見せてくれるかな? でも下半身の緩みにはご注意を。

<写真1>
元立身出世劇場主宰の関秀人さんのモノマネをする久保田さん

<写真2>
大好きなスティーブ・マックィーンモデルのトレーナーを自慢する久保田さん

<写真3>
久保田さんの好物:関西では食べられない『シロ』

2006年5月10日 (水)
谷間演出家:舞香ちゃんご来店

Watanabe_1「渡辺さん、初めまして、舞香(マイカ)です」
「舞香ちゃん、いらっしゃい!」
 本日の居酒屋しんさんのお客さんは、たまに見せる色気がたまらん舞香ちゃん。5/25~31に笹塚ファクトリーという劇場で上演される『父と暮らせば』(作:井上ひさし 演出:舞香/ムカシ玩具)の稽古帰りに、共演者の久保田浩さん(来週登場予定!)と一緒に遊びに来てくれた。
 彼女が主催する劇団「大人の玩具」もとい「昔の大人の玩具」もとい「ムカシ玩具」には、以前後輩が所属していたこともあり、1回観たことがあった。しかも、僕が出た芝居も、その後輩に連れられて観てくれたことがあるというからびっくり! 世界は狭いですよ、ホントに。
Watanabe_2 今まで2人芝居をテーマに作品を作ってきた彼女。2人芝居といっても、2人がそれぞれ何役もやるような芝居が多かった。そこで、純粋に「2人しか出ない芝居」を演出したいと思い、色々な本を読みあさり、以前から興味を持っていた井上さんの本に辿り着いたとのこと。別に原爆の話がしたかったわけでも、井上さんの本じゃなきゃいけなかったわけでもなかった。たまたまポンと目の前に現れた作品。そこに運命を感じ、決めたという。やはり世界は狭いですよ、ホントに。
 きっかけは"たまたまポン"かもしれないが、やるとなったら"ポン"どころでは済まない。共演者の久保田さんと、わざわざ広島まで行き、原爆資料館はもちろんのことながら、その道の権威や被爆経験者から話を聞いて、自分達の知らない「原爆」というものの大きさを認識し、自分の中に落とし込んでいったのだ。しかも、この作品はチャリティ公演(まなちゃんという赤ちゃんの心臓移植のためのチャリティ)なので、そこには金銭的な欲というものは存在していない。ただ、この作品を、純粋に「伝えたい」という真の表現者としての欲だけ。
Watanabe_3 共演者の久保田さんに言わせると「この子はたまに見せる色気がいい。ただ、皮をかぶった演出家の舞香ではなく、素の舞香と芝居でぶつかりたい。もっと本音を見せてほしい」と話してくれた。ほほ~う、では素の舞香と久保田浩のタイマンを見せてもらおうじゃないか!
 まなちゃんの手術に必要な額には、この公演だけでは到底届かないが、「少しでも足しになれば」と話していたのは演出家・舞香ではなく、どことなく色気を漂わせた素の舞香だった。