スコットランドの旅も、ぐるりとひとまわり2週間。エディンバラへ帰ってきた2人は日本で待つお客様たちへのお土産を買うため、メインストリートをあちらこちらとうろうろしていたのですが、日本のように目新しいものがなかなか見つからず、やたら時間が経つばかり……。
気がつくともうすでにお昼。少々小腹もすいてきたので『スープ&パンで1ポンド』と書いてあるパブに入ってみますと、店内は超満員。きょろきょろと席を探していると、店内の奥の方で手を上げて呼んでいる老夫婦が目に入ったのです。
彼らは「相席をしても構わないよ」と、気軽に言ってくれたので、私たちもご好意に甘えさせていただいたのですが、この縁がとんでもない出来事につながるとは、私もそのとき全く思っていませんでした。
席へつくなり、ご主人のほうが私たちに「スコットランドへは何をしにきたんだ?」と質問してきました。やはり日本人(アジア人)がエディンバラをうろうろするのが珍しかったのでしょう。私はどこの人にも簡単にわかるように、BAR THE CRANE店内とその当時コレクションしていたシングルモルトの写真をファイルにして持ち歩いていたので、日本の東京でBARをやっていることを告げました。
すると、その老夫婦が大きな目を見開き、私の写真をしげしげと見入ったのです。そして、ご主人が「私はTHE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETYのメンバーなんだよ。キミは今、このパブにいるよりも、そのソサエティのテイスティングルームに行くことを勧めるよ」と言い放ったのです。
私はその『ソサエティ』がなんたるかはその時一切知らなかったのですが、その彼を信用して、彼がフリーハンドで書いてくれた地図を頼りに『ソサエティ』なるクラブへ出かけていきました。
紹介されて訪れた『ソサエティ』で、私は2度目のカミナリに打たれ、あるボトルに惚れこみました。そして今現在でも、その当時のボトルが所狭しとBAR THE CRANEに並んでいます。
そのボトルが何であるかはBAR THE CRANEにて……。
短い期間でしたが、私のブログを読んでいただきありがとうございました。今回をもってこのブログを締めさせていただくこととなりました。またこのような機会がありましたら、ぜひ書かせていただきたいと思っています。つたない文章ばかりだったのですが、楽しんでもらえましたでしょうか。またこのようなブログで皆様と出会える日を楽しみにしています。それでは失礼。












