プロフィール
たこぷりお(内野拓人)
 1969年4月14日生まれ。「たこぷりお」というコードネームを持つ、パーティの達人。 「人に優しく」をモットーにわらしべ長者の如く人脈を構築。総お友達数約7,500名、年間主催イベント動員数約2,000名。

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2006年6月30日 (金)
最終回・会費は需給バランスで

 yomone! 読者の皆様こんにちは。たこぷりおです。
 ご無沙汰してしまいましたが、相変わらず元気に出会い系な人生を送っています。

 さて突然ですが、よく周りの女友達にこんなお叱りを頂戴します。

 「どうして最近パーティに誘ってくれないの?」

 自分の場合、人と人をつないだり、世の中から淋しんぼうをなくすことをライフワークとしているため、どうしても新規開拓に余念がありません。
 従って、同じ友達を毎回毎回呼ぶことは極力避けています。
 人脈や情報も常に新しい血を補給しなければ、すぐに淀よどんでしまうからです。

 そして、相変わらず疑問に思うのが、セミナーやビジネス系の会を除いては、通常どこのパーティでも会費は男性が高くて、女性が安いということ。

 どうして同じハコで同じモノを食べたり飲んだりしているのに、男性のほうが会費が高いのか? 男のほうが稼いでいるから? 男のほうがたくさん飲んだり食べたりするから?

 自分でもそんな値づけをしていながら、必ずしもそうではないと思うし……いまだにその理由は不明です(笑)。

The_balance_of_cost ただ、そこで問題となるのが需給のバランスです。男女を均等な会費で割り勘に設定すると、女性は金額が高いことを理由に参加者が激減します。特に女子の学生の間では「会費は出しても2000円まで」(たこぷりお調査)という神話的伝説があるため、若ければ若い子ほど参加率は低下します。

 一方、女子の分も負担せざるを得ない男性に目をやると、一部の男性を除いては、「高く払ってる分、若くて可愛い子と知り合いたい!」というのが正直な本音だと自分は理解しています。

 これを水商売にあてはめて考えると非常にわかりやすいと思うのですが、若くて可愛い子と知り合えるキャバクラでは男性が、若くてイケメンと知り合えるホストでは、反対に女性が高い料金を支払わねばなりません。

 よって、男性のニーズを満たせるような女性を集客しないと、男性客も離れ、お店で言えばつぶれてしまうことになります。

 これからパーティなどを企画しようというあなたは、男性と女性両方の細かなニーズを探り、両方に楽しんでもらえるような環境作りを心掛けましょう!

2006年6月 7日 (水)
ブラックリスト 悪徳ナンパ師編

 yomone! 読者のみなさん、こんにちは。たこぷりおです。

 さて、今日は前回に引き続き「ブラックリスト」の後編をお届けしたいと思います。これからパーティを主催したい! とお考えのあなた。ここが生命線とも言えるポイントかもしれません。

Tako22_l まずは自分の失敗談からお話ししましょう。それはまだパーティ主催者として駆け出しの頃でした。基本的に平和主義でミーハーな自分は、ある友だちと共催した会で、華やかな女友だち(色々な肩書きつき)と女子大生を集めたパーティを開催することになりました。

 その時は初の試みで、面識はほとんどなかったのですが、男性は大手有名企業の方ばかりを集中的にお誘いしたところ、わずか2日ほどで定員70名が集まりました。

 パーティ主催の基本コンセプトとして、「参加してくれたみなさんに素敵な出会いや、楽しい時間を提供できたらな」と思って開催しているのですが、無知ゆえにそんな思惑とは真逆の事件が起きてしまったのです……。

 女性も年齢と共に多くの場数を踏むことによって、経験値を積み上げ、強者になればなるほど駆け引き上手となり、悪い男の魔の手からいとも簡単に逃げる術を習得しますが、慣れないうちはかなり危ないのです。最もターゲットになりやすいのが、地方から上京したての女子大新入生です。

 丁度受験が終わった解放感や、憧れの東京にやって来たワクワク感に溢れ、そして何より人を疑うことを知らない純粋な子が最も多いのがこのシーズン。これは学生も社会人も関係ないのでしょうが、ベテランハンターに目をつけられたら、さぁ大変。百戦錬磨の術中にはまり、被害者は続出です。

 当時は主催者としてまったくの無知だったため、セキュリティ対策ができておらず、後日参加女性から悲しい報告をいくつか頂戴してしまいました。もちろん出会ってからの私的なやりとりまでは、こちらは関知できないのですが、それでも主催者として、常に参加者に安心して参加頂けるよう、都内有数の悪徳ナンパ師の撲滅に努めるべきだとその時痛感しました。

 以来、横の繋がりで主催者同士による情報交換や独自の調査により、現在ではかなりシビアな受付業務を行っているため、一応のブラックリスト対策はできているものの、やっぱり最後は恋愛と同じで、一人一人が本物か偽者かを見極める目を持たないとダメなようです。

 ただ前編にも書いたとおり、誰でも参加OKのような会は必然的に参加者のレベルも下がるため、主催者としては極力ブラックリストにのるような人種を招かないことが、その会の繁栄を永く維持できるコツだと思います。

 主催者は充分な配慮を忘れずに、楽しい会を開くよう心掛けましょう!

2006年6月 2日 (金)
ブラックリスト 参加者編

 yomone! 読者のみなさん、こんにちは。たこぷりおです。

 さて、今日はパーティの天敵とも呼ぶべき、「ブラックリスト」について、参加者に焦点をあててお話してみたいと思います。

Takoprio21 一言に「ブラックリスト」と言ってもその種類は様々です。一般的には、宗教勧誘・ネットワークビジネスなどが挙げられるでしょう。これは参加する会にもよりますが、自分の過去の経験上それほど心配する必要もないようです。

 ただ、傾向としては、誰でも身分を明かさずに参加できるネット系などで宣伝している会には、ネットワークビジネス目的の参加者も紛れていることも往々にしてあります。

 またネットワークビジネス以外でも、自営業を営む人が多く参加している会では、名刺交換をした翌日から自社の営業や勧誘のメールや電話が押し寄せて、非常に煩(わずら)わしい思いをした記憶があります。特に初心者の方は、周りの情報を頼りに、信頼できる会に参加することをオススメします。

 ちなみに簡単な見分け方としまして、

・自己紹介でやたら儲かってることを強調する
・初対面なのにいきなりランチなどに誘われる
・顔つきが怪しい

 などなど、このような場合はご注意下さい(笑)。

 一方でより性質が悪いのが参加者同士のトラブルです。これは普通に恋愛関係においても同様ですが、やはりストーカー問題や身分詐称などでのトラブルもたまに耳にします。

 これはもう当人同士の問題なので、参加者一人ひとりにしっかりしてもらうしかないのですが、次回の後編では主催者を悩ます困った人たちについて検証してみようと思います。

2006年5月26日 (金)
医師・弁護士パーティ~TERIOS~

 yomone! 読者のみなさま、こんにちは。たこぷりおです。

Takopruo20s さて今日は自分が主催しているパーティをご紹介してみようと思います。ほぼ毎週何かしらの会を催している自分ですが、最近はジャンル分けをしたり、テーマ性を持たせてパーティを開催しています。そのうちの一つが今日ご紹介しますTERIOS(テリオス)です。

 TERIOSとは古代ギリシア語で「願いを叶える」という意味があり、当パーティでは「逢いたかった人に逢える場所」という意味で名付けることにしました。

 「セレブ」という言葉にはあまり縁のない自分ですが、この会だけは主催する数々のパーティの中でも、特に参加者の質にこだわりを持っています。

 よくどこのパーティの告知文にも「参加男性―医師・弁護士・経営者・商社・マスコミ etc……。参加女性―モデル・キャビンアテンダント・レースクイーン・女子大生 etc……。」などと書いてありますが、恐らくこのへんの職業が異性に人気の職業であることは間違いありません(笑)。

 ただ、実際に参加してみると、「一体どこにそんな人がいたのだろう?」と思うことや、確かにいるにはいたけど、だいぶ年配の方だったり、冴えない方であることもしばしば。

 そこでTERIOSでは年齢層も20~30代に絞って、普段なかなか外の世界には出てこないような医師・弁護士の友人をお招きし、また女性も内面も外面も美しい方をスタッフ自ら選抜し、直接お招きすることにより会質の維持を保つよう心掛けています。

 誰でもウェルカムな会よりも、特別感や限定感を打ち出すことにより、よりプレミアム性の高い会を開催することができると言えるでしょう。
 これからパーティなどを企画したい方は是非参考にしてみて下さい。

2006年5月17日 (水)
人生が変わった日

 yomone!読者のみなさま、こんにちは。たこぷりおです。

 さて今日は自分が外の世界で活動を始めて、最初に迎えた転機についてお話したいと思います。

Takopurio19_l それは外の世界に足を運ぶようになって5ヵ月くらい経った頃のことです。活動当初は会社のごく一部の同僚程度しか日々関わる人がいなかった自分ですが、この頃には次第に友だちの数も質も格段にアップしていました。

 そんな矢先にUBS銀行(スイス銀行)に勤める友人から、ある大臣のお宅で開かれるホームパーティにお誘い頂きました。この頃には巨人の選手の飲み会などにも呼ばれたりはしていましたが、毎日のようにニュースに登場する現役大臣のホームパーティに参加できるとあって、かなりドキドキした記憶があります。

 友だちとは渋谷で待ち合わせていたのですが、その時、友だちが一緒に同伴してきたのは現役のタカラジェンヌ。このジェンヌのおかげで今は宝塚にも友だちがたくさんできました。

 大臣の豪邸の前には警察官が常駐しており、自分のような庶民は呼び止められるのではとヒヤヒヤしながら門をくぐった記憶があります。

 当時は趣味=名刺交換な自分だったので、会社の事務の女の子に不審がられるほど、毎週名刺を発注していたのですが、この日も張り切って名刺交換に勤しみました。

 驚いたのはここからです。貰う名刺貰う名刺の全てが有名な政治家や日本を代表する企業の御曹司やご令嬢ばかりなのです。はっきり言って小市民で参加していたのは自分だけでした。完全な場違い……。

 その時「ハッ!」と気づいたのです。

 「もしかして日本はこの人たちが回しているのではないかと……」

 それまでのサラリーマン時代、自分の考える幸せとは普通に家庭を持って、たまの記念日に食事に出掛けたり、たまに旅行に行く程度が自分の身の丈に合った幸せだと感じていました。野心など全くありませんでした。

 ところが、あの日あの時あの場所で、なんだか眩しい世界を垣間見てしまったがために、自分の中で音を立てて何かが崩れ落ちました。

 「たった一度の人生。自分もここにいる人達と一緒に肩を並べてみたい」

 ある種自分の人生で初めて目的と言うか、目標のようなものが打ち立てられた瞬間でした。たった一つの出会いが自分の人生を大きく変えてしまったのです。

 時間とお金は無限ではなく有限です。是非みなさんも貴重な時間とお金を、最大限有効に遣って、人生を変えてしまうほどの出会いを探してみて下さい。

2006年5月 8日 (月)
放置プレイ厳禁

 yomone! 読者のみなさま、こんにちは。たこぷりおです。

 前回「たこぷりおファミリー誕生日会」について書かせていただきましたが、先週はまた別のお誕生日会を開いてもらって、友だち100人にお祝いしていただきました。

 歳が歳だけに、自分が主役になりたい! という気持ちよりも、いつもお世話になっている周りのお友だちのために一肌脱ぎたいという気持ちから、ちょっとした交流会チックに開催してみました。

 世の中にはパーティやイベントが星の数ほどあると思いますが、自分が開くパーティの最大の差別化は絶対に放置プレイにしないことなんです。

Takopurio18 よく集客だけ熱心で、当日会場で折角来てくれたにも関わらず、お客さんやお友だちを放置しっぱなしの主催者もお見受けします。特に知らない人だらけのパーティでは誰しもが心細いものです。実際場慣れしてるはずの自分ですら、他の人のパーティに行くといまだにドキドキします(笑)。

 当然主催者が一番参加者のことを知っているでしょうし、仮に初対面だとしても主催者特権とでも言いましょうか、他の人に比べれば話しかけやすい環境にあるはずです。

 参加者の一番の目的は新しい友だちを作ったり、異性との素敵な出会いを見つけることなので、僕は割と事前に各々の参加目的だったり、好みのタイプなどをインプットした上で、時間内会場を歩き回ってはご紹介につとめて努めていくようにしています。

 こうすることによって、自分は食べたり飲んだり、ゆっくりお友だちと会話したりする時間はありませんが、参加者に一人でも多くのお友だちをご紹介することによって、いわゆる“顧客満足度”を高める努力をしています。

 もしみなさんが合コンやパーティの幹事を務める機会がありましたら、是非真似をしてみて下さい。きっと「名幹事」の称号を与えられるはずですよ(笑)。

2006年4月27日 (木)
たこぷりおファミリー

 yomone! 読者のみなさん、こんにちは。とうとう37歳を迎えてしまった、たこぷりおです。
 今回は出会いのノウハウを離れまして、過日行われました『たこぷりおファミリー』によるお誕生日会の模様をお届けしたいと思います。

 みなさんにもきっと仲良しグループと呼べる仲間がいると思いますが、たこぷりおはそんな仲間をファミリーと勝手に呼んでいます。楽しいだけではなく、悲しみや苦しみも本当の家族のように生涯分かちあえる仲間でありたいと言う意味から、そう名付けることにしました。

Tako17s 最近はお店よりも、時間やお金を気にせずゆったりと楽しい時間を過ごせることから、もっぱらホームパーティ形式が多いのですが、今回も親友の分部(わけべ)君のお部屋で開催させていただきました。

 分部君は『行列のできる法律相談所』の若手弁護士の特番に出演しているので、きっとご存じの方も多いかと思います。

 集まってくれたのは総勢40名のファミリーの面々。たまたま東京公演中の宝塚のお友達や、吉本芸人のお友達まで実に多彩な方々にお集まり頂きました。

 自分の場合、現在のところ「幸せの価値基準」が「大好きな仲間に囲まれて笑っていられること」なので、本当に至福の時を過ごさせていただきました。仲間っていいですよね。

 是非みなさんも、あなたがこの世で一番大好きなオールスターメンバーを集めて、ファミリーを結成してみてはいかがでしょうか?

2006年4月13日 (木)
出会うは易し繋ぐは難し

Takopurio15s  yomone! 読者のみなさん、こんにちは。もうすぐ37歳を迎えてしまう中年街道まっしぐらのたこぷりおです。
 自分では大学生の頃と気持ち的には全く変化がないのですが、たるむお腹だけは否定できません……。

 さて今日は人脈を拡げる上で最も大切な「繋ぐこと」についてお話したいと思います。
これまで何度かに渡って「出会い」について書き記してきましたが、極端な話「出会うこと」はとても簡単です。その会に参加するための情報とお金(会費)、時間だけあれば誰でも参加することはできるからです。

 例えば自分も政治家の秘書をしている友だちに誘われて、何回かホテルで開かれる大物議員のパーティに参加したことがあります。名刺交換をしたり、一緒に写真を撮ってもらったりすることはその場にいる誰もができました。

 ところが、その後ある程度の距離でお付き合いしてもらえるかとなると、なかなか容易なことではありません。
 多くの方が合コンやパーティの場に参加して、名刺交換や連絡先交換をされると思いますが、折角交換した名刺をあなたはたんすの肥やしにしていませんか? それでは名刺を交換する意味、パーティで人に出会う意味が半減してしまいます。
 自分の経験上、名刺交換をして後日相手からメールが来る確率は1割以下。ならば自分から積極的にお礼のメールを送ってみてはいかがでしょうか? それでも返信率は3~4割しかありません。

 出会った縁を繋ぐこと、育むことが大事です。どこかで一度面識がある程度では友だちとは呼べません。是非友だちや人脈を増やしたい方は、マメに自分から連絡を取るよう心掛けてみて下さい。

2006年3月30日 (木)
宝探し

 yomone!読者のみなさん、こんにちは。たこぷりおです。

 当エッセイも第4回となりました。そろそろノウハウ的な話よりも、実際のパーティシーンなどのお話に移りたいところですが、まだまだみなさんにパーティ王になってもらうためにお伝えしたい基本があるので、もうしばらくお待ち下さい。

 前回の最後に「会場は宝の山」と書きましたが、今回はさらに掘り下げてご説明したいと思います。

Takopurio13 例えば、こんなことよくありませんか?
 「合コンに行ってはみたものの、自分の前の席の人や隣の席の人と2時間喋って終わってしまった」
 たかが4対4とか5対5の会でも、しばしば目にする光景かと思います。

 でも、もしお話できなかった残りの異性が、実は喋ってみたらあなたと相性ピッタリで、その後末永いお付き合いに発展するとしたらどうでしょう? 話しかけなかったことがもったいなく思えませんか? でも充分ありえることなのです。
 同様に50人、100人のパーティ会場でも、一見しただけでは誰が自分にとってのお宝かすぐに判断することはできません。でも確実にあなたにとってのお宝がこの中に眠っているのです。

 これはいいか悪いかは別にして、自分の場合はパーティに参加すると、慌しく一人でも多くの参加者と名刺交換するよう、会場内を駆けずりまわります。
 人によっては、折角のパーティなのだから、お食事やお酒を楽しみながら、ゆっくりと会話をしたいという方も多いと思います。自分の場合はパーティ参加の目的が『人と出会うこと』なので、飲食してる場合ではありません。モタモタしていると折角のお宝に巡りあえないかもしれないからです。
 「一期一会」と言う言葉がありますが、同じメンバーがまた後日に勢揃いすることなど、恐らくこの先一生ありえないことでしょう。普段パーティに参加しない人が、たまたま今日だけ偶然にも参加してる可能性も大いにあります。

 もしあなたが本気で人脈を増やす目的でパーティに参加するのであれば、あなたにとってのお宝人脈を取りこぼしてはいけません。
 制限時間内で貪欲に一人でも多くの参加者と交流を持ち、是非お宝を発見するように心がけましょう。会費以上のお土産を持ち帰ろうとする意欲が大切なのです!

2006年3月24日 (金)
名刺はあなたの営業マン

 yomone! 読者の皆様、こんにちは。たこぷりおです。
 早いもので、年が明けたと思ったらもうすぐ春ですね。お花見シーズンは僅か2週間くらいですが、一度にたくさんの人とお友だちになれるので、毎年ワクワクして春の訪れを待ちわびています。
 さて、前回は『人脈の作り方-初級編』と言った感じでファーストコンタクトについて書いてみました。
 今回はさらに掘り下げて『名刺』をテーマに取り上げてみたいと思います。

Takoprio12l_1 みなさんは普段どんな名刺を使われていますか?
 恐らく会社から支給される名刺を使われている方々がほとんどだと思います。
 また、OLさんや学生さんだと、名刺を持っていない方も多いかもしれません。
 でも、もしあなたが人脈を作りたいと思うなら、名刺は必ず作るようにして下さい。名刺はあなたの分身として、スパイとして、出会った人たちの家や会社に持ち帰られ、その後も何年間もそこに居座るあなたの営業マンだからです。

 ちょうど、自分が交流会やセミナーに参加し始めた頃、元リクルートで現在杉並区立和田中学校校長の藤原和博さんの本を読む機会がありました。
 藤原さんは『名刺にインパクトを持たせよう!』とその著書に書かれ、自らは点字を記した名刺を利用されているとのことでした。
 同書に感銘を受けた自分は、早速会社から支給される名刺以外に、何かインパクトのある名刺を作ることにしました。自分の場合は一日に何百枚も名刺交換することが多く、ほとんどの方の顔を翌日にはすっかり忘れていることが多かったので、自分の顔をイラストにして印刷することにしました(それがヘッダーで使われているイラストです)。

 まず名刺を渡した時点で相手から「面白い名刺ですね。これはご自分で作られたのですか?」と聞かれることが多いのです。イラスト入りにしたからと言って、顔を覚えてもらえるかどうかは別として、営業マンとして、こうした会話の糸口を掴むことは、非常に有効な手段だったと思います。
 名刺交換をする相手が有名人だったり、どこかの偉い社長さんだったりすればするほど、莫大な量の名刺交換をされていると思われます。ゆえに、どこか他の人とは違った名刺を渡すことで、多少なりとも自分を相手の記憶に残す行為は後々ボディーブローのように効果を発揮することでしょう。

 また、たまに頂いた名刺に社名と住所、会社の電話番号しか記載されていない名刺がありますが、これはもう連絡しないでくれと言ってるかのようで、非常に残念に思います。
 自分の場合はオリジナルの名刺には、メールアドレスは勿論のこと、携帯番号や携帯アドレスなど、ありとあらゆる個人情報をつめこんで印刷しています。
 何故なら相手方の環境に合わせて、少しでも連絡しやすいような状況を作ってあげることが大事だからです。
 また、例えば真っ暗で大音量のクラブなどでは、連絡先を書くのも書いてもらうのも煩わしい作業ですし、お酒が入っていたら尚更面倒なものです。
 「赤外線すればいいじゃない」(携帯で)と言う人もいるかと思いますが、自分の場合初対面の人に話し掛ける場合、まずは名刺を差し出して、「ご挨拶させて頂いてよろしいでしょうか?」と第一声を放つため、名刺は特攻隊長のような役割を担っています。
 さすがに初対面の方に「赤外線してよろしいでしょうか?」とは言えませんよね。
 また、もしあなたが電車から降りようとしたその瞬間に、白馬の王子様を車内で見掛けたらどうしますか? もし名刺に携帯やらアドレスがばっちり書かれていれば、サッとそれを渡して「連絡下さい!」と言う神業が瞬時に成立するのです。

 名刺はあなたの分身として活躍してくれる営業マンです。安っぽい名刺を使っていると、あなたまで安っぽい人間に見えてしまいます。せめて名刺くらいは贅沢にインパクトのあるものを作って、楽しみながら名刺交換をして下さい。
 会場にたくさんの人がいる時は、果たしてどの人が『お宝』かは一見しただけではわかりません。なので、名刺交換を通じてゲーム感覚で『お宝探し』をしてみてはいかがでしょう?
 きっと会場内にはすごいお宝人脈が隠れているに違いありません。是非トライしてみて下さい。

※たこぷりおはここで名刺を作っています。

▼かでる工房
http://www.kaderu.com/