人恋しい季節となりました……
前回、『痩せることによって男としての自信を持ち、彼女を作る』といういかにもモテない男が立てそうな目標を作った!
これからの肌寒い季節には、とても人恋しくなる。満員電車にもまれてみても、人恋しさは解消しない。
やはり大好きな彼女が隣にいてくれてないと。
それにしても、彼女を作るための目標の第一段階である「痩せる」ことが難しい。ロケットもまずは打ち上げが成功しないかぎり、宇宙には行くことはできないのだ!
「痩せること」がいかに難しいかは、本屋のダイエットコーナーの量の多さを見ても分かると思う。
ダイエット…聞いただけで嫌になる響き。俺のなかではベストジーニスト賞ノミネートよりも関係のない言葉だったわけですよ。
思春期に何度か挑戦しようと、計画を立てた時点でいつも断念していたのに、それを27歳にしてもう一度挑戦しようとしてるんだから、果たして体力と気力がもつのかどうか……。
だってさ、食べるって人間だけでなくて生きもの全般が本能として行う行為なわけでしょ?
本能に逆らうなんて神様相手に中指立てるようなもんだって。
夏に重ね着をしているおシャレな友達に「暑くないの?」と聞いたとき、「オシャレには我慢が必要なんだよ」と言われたことがある。痩せて美しくなるのもこれと一緒で、我慢なくしてありえないものなのだろう。
僕はオシャレにもなりたいけど、服のサイズがないのをいいわけにしてきた。
これから痩せていったら、今よりもオシャレになれるかもしれない。オシャレもモテる要素のひとつだから、やっぱり痩せることがモテることにつながるのは間違いなさそうだ!
でも、痩せることに対して申し訳ない気持ちもある。応援してくれる人のなかには「せきちゃんはその肉っぷりがいいんだよ」と言ってくれる人が結構いるんです。
ファンの気持ちを裏切らないのが偉大なスターでしょ? ここっていう場面にホームランを打つからファンが応援してくれるんでしょ?
痩せるという行為は、そんな人たちの気持ちを裏切っているのではないだろうか……。
でも、ファンが恋人になってくれることは、まずなさそうだし……。
脂肪吸引の技術がもっと発達して、自分で気軽にできるのならコンパやデートの時に痩せて、仕事の時に脂肪注入して舞台にあがるのにな。
それでもやっぱり自分でたてた目標なんだから、行けるところまでがんばってみよう!
運動嫌いじゃないんです
とりあえず痩せるにはいくつかの方法がある。
やっぱりよく耳にするのは、“運動”、そして“食事制限”。
とりあえずは、“運動”からやってみよう!
いまでそこ100キロの体重ですが、小学校では野球部に入り、毎日練習をしていた。“ピッチャーで4番!”とまではいかないけど、キャッチャーで5番を務めていた。キャッチャーやるくらいだから、少しは皆よりもぽっちゃりしていた。
中学、高校の六年間は軟式テニス部。自主的に朝練に通い、部活が終わってからもボールを打ち込んでいた。なのに実力はまったくダメで、試合の一回戦すら勝てなかった。
今思えばあまり向いてなかったんだと思う。ボールみたいな体型のヤツで球技してる人をあまり見たことないもんね。
向いてない競技もあるだろうけど、だからといって運動嫌いじゃないんです。
東京だとなかなかやるスペースや仲間がいないだけなんです。
東京にきて9年間、まったく運動していないこの贅肉マンを筋肉マンに変えるとこから始めてみよう。何をしたらいいのか考えた結果、最初に思いついたのが「水泳」だった。水泳は全身運動。全身ってことは爪やくるぶしまで疲れるってことでしょ?
これならあっという間に痩せるんじゃなかろうか?
しかもデブの嫌いな汗だって、水の中ならかいてるかどうかすらわからないだろう。僕が入ることによって海水みたいな塩分になってしまうかもしれない。
それでも運動したい!
こんな気持ちは久しぶりだ。この気持ちが冷めないうちに海パンを買いにいこう!
サイズがあることを期待して!!


