プロフィール
水野晴郎
映画批評家、監督、脚本家、作家、作詞家、演技者、大学教授。1931年生まれ。39歳の時日本テレビの映画番組の解説者を務めて以来、映画批評家として立つ。1996年、初めて監督・脚本を務めた映画「シベリア超特急」は若者を中心に熱狂的な人気を博す。

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2006年3月17日 (金)
『シベ超FINAL』構想

 つい無理がたたって2週間の入院。
『シベリア超特急FINAL』の撮影を秋にのばす事となった。
 ついあせってしまうが、まだまだ時はある。「FINAL」と銘打っている以上、堂々たる大作にしたい。
 もちろん何回もお知らせしている通り、キャストはあっと驚く布陣を敷きたいと考えている。
 山下将軍や佐伯大尉の脇を固める人物のキャストは、今回も大変なことになりそうだ。
 アメリカのスタア、韓国の美人女優も招きたい。
 
Untitled1  まあ今、脚本を練り直しているのだが、山下将軍の半生を描いた壮大な展開になりそうだ。
 
 何しろ「FINAL」だから、少年時代の山下将軍も登場する。彼が、どんな家で、どんな信念を持ち成長したか。彼の父と祖母も登場させるつもりだ。
 そして30代。オーストリアで、とある女性と激しい恋を知る姿も描かれる。
 
 もちろん、30代や少年時代の山下将軍は私が演じられるわけではないので、他の方に演じてもらう。私の心の中で、その方は決まっているが、発表はもう少し後にさせていただきたい。
 
 その後、山下は先述の激しく愛し合った女性と、離れ離れになってしまう。
 やがて十数年の月日が流れ、シベリア超特急の中で運命の再会。
 しかし、やっと巡り会ったのにもかかわらず、彼女はスパイ事件に巻き込まれてしまう。
 だが、山下将軍は列車を降りるわけにはいかない。そこで、登場するのが佐伯大尉。命をかけた活躍を披露する予定である。
 それと同時に、列車無線を使った将軍の頭脳作戦が、ナチス・ドイツとソ連軍部との間に展開される。さあ、彼女は果たして助かるか。
 
 物語は更に続く。フィリッピン戦線での将軍の死。そして遺品をもって来日する米軍将校の娘。
そして最後は戦争の空しさをはっきりとどめておきたいと思う。
 
 ラストは絶対、皆さんに涙を流していただくほどの感動で盛り上げたい。
 いや、ハンケチが2枚は必要になるだろう。
 
 来年の公開を、大いに楽しみにしていただきたい。