プロフィール
みうらじゅん
1958年京都府生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。以来、漫画家、イラストレーター、作家、ミュージシャン、ラジオパーソナリティーなどで幅広く活躍中。近著に写真集『アイノカテゴリー』(ぴあ)、『青春の正体』(ベストセラーズ)などがある。

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2006年3月 9日 (木)
第9回 アフロ

 生まれて初めて見たアフロは誰だったのだろうか?

 “むぁいにちぃ むぁいにちぃ♪”の子門真人のアフロか?

 いや、それとも“メリージェーン オンマイマァーイ♪”の、つのだ☆ひろか?
 記憶は定かではないがオレの場合、外国人ではなく日本人であったことは確かだ。
 

 後に、クリーム時代のクラプトン、グランド・ファンク・レイルロードのドラム、ドン・ブリュワーやスリー・ディグリーズの一人(名前は忘れた)、映画『燃えよドラゴン』にも出てたジム・ケリー、アース・ウィンド&ファイアーのモーリス・ホワイトなど続々と本場アフロが紹介された。

 現在ではスキマスイッチのキーボードが日本では有名だが、そんなアフロのルーツは意外にもインドであったことが判明した。
 

Miura01  しかも最初にアフロを決めたのはゴータマ・シッタールタ(そう! 通称・お釈迦様)なのである。その記念すべき第一号アフロの写真を見ていただきたい。
 

 これは「五劫思惟阿弥陀(ごこうしゆいあみだ)」と、仏像界では呼ばれているもの。ものすごい長い時間、瞑想をしていたもんで、ものすごい髪が伸びたお釈迦様の姿を表したものである。
 

 もちろんこれは好き好んでのファッションではないが、ものすごいアフロには違いない。