熊田曜子や、ほしのあきといったグラビア・アイドルのルーツは、AMA(エー・エム・エー)にあると睨んでいる。
AMA(エー・エム・エー)とは、すなわち「海女(あま)」の新名称である。
「夏は千葉でAMA」なんてキャッチコピーも、ポップに映えるあろう。
“千葉海女祭り”は、千葉県南東部、房総半島太平洋岸の町、御宿で毎年、夏に開催される。本番は夜、辺りが暗くなりだすと総勢50人近くのAMAが列を作り、白装束で、手には松明を持ち、夜の海を遊泳するのである。
オレはまるでアキバのグラビア・アイドル握手会のようにAMAが集まる広場で出待ちをしていた。
先頭に並んだAMA、歳の頃なら40代。ま、世間的には熟女ってヤツであーる。
オレはカメラのシャッターを切った。
その列の並びはフツー、年功序列だろうと思ってたオレは最後尾が80代とは予想していなかった。
かつて、オレの見たAMAは絵ハガキ写真だった。
昭和丸出しな人工着色で、AMAは岸壁に立って海を見つめていた。ハイレグ水着よりもハイレグなフンドシ姿、しかもトップレスだ。これをグラビア・アイドルと呼ばずして何を呼ぼう。
それから日活ポルノの「海女」シリーズ。到底、童貞(DT)高校生にはハードルが高過ぎ、女教師モノ、団地妻でもギリギリなところにAMA。しかも、オレの脳裏には宿便のように残っていたある世界。
松明の明かりが夜の海に映って、とても幻想的だ。AMAたちは円を描き、その白装束も水に濡れ、ヌレ、ヌレヌレだ。オレは岸にいて目を凝らしてる。よく見ると、松明の明かりの他に光るものがある。AMAの金歯だった。
あぁ、永遠のグラビア・アイドルAMA(エー・エム・エー)。
ちなみにMEGUMIちゃんのお婆さんはかつてAMAをしていた、と聞いたことがある。
目指せ! 新人AMA。
消すな土着文化!

