映画『明日の記憶』が観客動員110万人を超え、静かなヒットをつづけている。わたしも観たのだが、渡辺謙演じる広告会社サラリーマン佐伯の「若年性アルツハイマー病(認知症)」が進行して次第に記憶を失っていく姿をリアルに描いていて、「もし自分が同じことになったら……」と空恐ろしくなる映画だった。世界に通用する名作だ。
認知症の大半はアルツハイマー型と脳血管性の2種類であり、どちらも現実に恐ろしい勢いで増えている。
食品添加物、ストレス、運動不足など、原因はいろいろ取りざたされているけれど、まだはっきりしていない。いずれにしてもわたしたちの日々の生活と深い関わりがあるもので、その意味ではこれを読んでいるあなたも含め現代人の誰もが、いつ認知症にかかってもおかしくない状況にあるのだ。
さらに恐ろしいことに、これだけ医学が発達しているにもかかわらず、認知症の進行を止めたり、治したりする決定的な手立てがまだ見つかっていないのだ。
以前、まだ認知症が「痴呆症」と呼ばれていた頃には、厚生省(現・厚生労働省)が認可し広く使われていた痴呆症治療薬(脳循環代謝改善薬)が5つあって、病院で長年使われてきた。
ところが1998年に衝撃的な事実が判明した。痴呆症治療薬の薬効洗い直しが行われ “効果なし” と判定されて、そのうち4種類が認可取り消しになってしまったのである。患者たちは効果のないものを飲まされてきたのだ。ひどい話だ。
治療薬が突然消え、困り果てた医師たちを救ったのは、薬ではなく機能性食品の「イチョウ葉エキス」だった。
イチョウ葉エキスはドイツ、フランス、アメリカでは、脳機能障害と末梢血液循環障害の薬として発売されていて、1980年代から90年代にかけていずれの国でも全薬品中年間NO.1の売り上げを記録した人気の自然薬だった。
茨城県・結城市の「結城第二病院」は認知症の入院患者も多く、大木昌衛院長はそのときいち早く薬に代えてイチョウ葉エキスの機能性食品を治療に使って効果をあげた。大木院長は取材でその驚きを話してくれた。
「86歳になる女性が、幻覚が出はじめ夜中の徘徊もするようになり、中期の認知症と診断し入院していただいたのですが、イチョウ葉エキスを1日6粒ずつ飲んでいただいたところ、2~3週間で両方とも治まってきたのです。食事も自分で食べられるし、トイレも自分でできるようになりました。
歳ですからウトウトすることも多いのですが、家族を見分けられるようになり、一日1回は散歩に連れ出せるようになってね。自宅介護でOKということになって退院しました。
たくさんの人に使っていますがイチョウ葉エキスは、アルツハイマー型、脳血管性どちらの認知症にもかなりの効果です。しかも進行を止めるだけではなく、すでに出てしまった症状も改善させるのです」
映画の主人公佐伯も、もしイチョウ葉エキスの働きを知っていたら、もう少し違うストーリーになっていたかもね。
<写真1>
『明日の記憶』原作本とイチョウ葉の本
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結城第二病院
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大木昌衛院長









